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歩行困難になる前に |
身体のあちこちが痛くなってくると、次第に動くことも億劫になりがちです。 しかし、痛いからと適度な運動を怠ると、状態はさらに悪化し、 より重度な障害を引き起こすことも考えられます。
今は「少し痛むだけ」かもしれませんが、それが歩行困難へとつながる前に、 今からできる簡単で効果的な予防法をご紹介いたします。
※当社は医療機関ではありませんので、具体的な治療法等はお知らせできません。 あくまで「参考」としていただき、ご不安なことがあればお近くの医療機関へご相談ください。 |
腰痛の解消・予防法 |
腰痛の原因 |
腰痛が起こる原因としては、姿勢の悪さや、過度な運動や労働、老化、さらには内臓の病気や 精神的ストレスなど、様々なものが上げられます。
中でも一番多い原因は「姿勢」です。 デスクワークなどで長時間同じ体勢をしていると、特定の部位にだけ負担がかかり、 筋肉疲労を起こしてしまうからです。
また、過度な運動とは反対に、運動不足も原因のひとつです。 慢性的な運動不足は、筋力の低下を招き、腰に負担をかけてしまいます。
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腰痛の解消法 |
『鍛えるのではなく、ほぐす』 |
先にも説明したように、腰痛の原因には「姿勢」が大きく関係しています。 正しい姿勢を維持するだけで、安全に腰痛を予防し、改善が可能になるのです。
正しい姿勢を保つためには、筋肉を使わなくてはなりません。 背骨から腰にかけての筋肉、特に「腹筋」と「背筋」をバランスよくつけることが 大切です。
しかし、普段運動不足の方や、高齢者の方などがいきなり筋肉を つけようとすると、効果がないばかりかかえって悪化させる可能性があります。 まずは、鍛えるのではなく「ほぐす」ストレッチから始めましょう。 |
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こんなところも注意!生活習慣見直しポイント |
●腰をひねる運動 ゴルフや野球のスイングなど、腰を強くひねる運動を急に始めることは危険です。
●喫煙 たばこを吸うと血行が悪くなり、腰痛の原因になります。
●無理なダイエット 肥満は腰痛には良くありませんが、過度なダイエットも考え物です。 腰痛解消に必要な筋肉や骨量を減らしてしまいます。
●やわらかすぎる寝具 あお向けに寝たとき、お尻が沈み込むため腰が反り返りすぎてしまいます。 |
ひざ痛の解消・予防法 |
ひざ痛の原因 |
ひざ痛の原因のひとつに血行不良があげられます。
ひざの周りにはクッションの役割をしている軟骨細胞が存在しています。 水分を取り込みやすいという特徴を持ち、血液で運ばれてきた栄養を素に、 すり減った軟骨を再生・修復します。
身体が冷えると血流が悪化するため、栄養成分が届きにくくなり、軟骨の修復が遅れたり、 痛みとなって表れてきます。 |
ひざ痛の解消法 |
『痛くない体操で、できるだけ身体を動かす』 |
ひざの痛みが起こると安静にしがちですが、安静にしていると血液の流れが弱まり、 酸素不足のために軟骨細胞が死に、さらなる炎症を引き起こします。
ひざ痛解消には、身体を動かし血液の循環を良くする必要があります。 無理は禁物ですが、できるだけ身体を動かし、血流をよくしましょう! |
肩こりの解消・予防法 |
肩こりの原因 |
運動不足などで筋肉が硬くなり、血行が悪くなることで肩こりは起こります。
そもそも肩と首には、頭や腕を支えるために常に負担がかかっています。 負担がかかっている肩や首の痛みをそのままにしておくと、さらに症状を悪化させてしまいます。 また、肩や首の周りには様々な筋肉があるため、疲労がたまりやすい部分であるという点も 原因のひとつと考えられます。 |
肩こりの解消法 |
『規則正しい生活・バランスのとれた食生活』 |
日ごろから、「適度な運動(身体全体の筋肉を使う習慣)」と 「正しい姿勢」を意識して生活することが大切です。
また、肩こりに限らず健康を維持するためにも、 「バランスの取れた食生活」は、とても重要です。 血液の流れを良くする「ビタミンE」や、 筋肉を収縮・弛緩させる 「カリウム、マグネシウム」 などを積極的に摂取しましょう。
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『温めて血流を良くし、慢性肩こりを解消する。』 |
急性期や痛みがひどい場合には注意が必要ですが、一般的に慢性的な肩こりの解消法としては、 患部を温める方法が効果的です。
これは、こった部分を温めることによって、血管を広げ、血流を良くするためです。 特に寒い時期やエアコンのクーラーが効きすぎたりする季節には、身体の冷えによって 筋肉が硬直し血流が悪くなるので、温めることは、慢性的な肩こり解消に効果的です。
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豆知識 |
肩こりには温湿布と冷湿布、どちらが適切か、という内容をよく耳にします。
湿布は気化熱を奪って患部を冷やすものです。温湿布が温かく感じられるのは、 カプサイシン(唐辛子の辛味成分)が含まれているためで、反対に冷湿布が冷たく感じるのは、 メントールが含まれているからです。
つまり、温湿布も冷湿布も、【患部を冷やす】という効能は一緒なのです。 |
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